夜を着る 文藝春秋 井上荒野
1篇が20ページ足らずの短編8篇。いろいろな事情を抱えた主人公たちが小さな旅に出る…。
旅といっても観光旅行のようなものではなく、突発的で小さな旅が多い。著者はそれぞれの登場人物の心情を描き出すのが、とてもうまい。
また、終わり方が特徴的。「え?ここで終わり?」と思ってしまうような、読者の思惑を断ち切るようなあっけなさ。それが逆に余韻を残すのでもあるけど。さらっと読めてしまう1冊。
旅といっても観光旅行のようなものではなく、突発的で小さな旅が多い。著者はそれぞれの登場人物の心情を描き出すのが、とてもうまい。
また、終わり方が特徴的。「え?ここで終わり?」と思ってしまうような、読者の思惑を断ち切るようなあっけなさ。それが逆に余韻を残すのでもあるけど。さらっと読めてしまう1冊。
by ohtanmak
| 2008-10-07 23:08
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