恋人よ(下) 幻冬舎文庫 野沢尚
航平と愛永は、郵便局の私書箱を使って手紙のやりとりをはじめた。一方、航平の妻・粧子のお腹はどんどん大きくなり、嵐の夜、ついに女の子を出産する。だが生まれてきた子供は航平の子ではなかった。そしてその父親とは…。運命を引き受けた大人たちが、つまずきながらも、狂おしいほど人を想う。愛することの喜びと、苦しさを描く恋愛小説。
上巻より更に更に濃い内容で、2組の夫婦はそれぞれバラバラに。
後半は愛永の病気を通して、人を愛する様々な形を浮き彫りにしていく。
愛永の死後のエピソードは、衝撃的であるのにドラマの中のそのシーンは私は全く覚えていなかった。
ありえない展開でありながらも、その世界に引き込まれてしまうのは、野沢尚ならではの筆の力だと思う。
繰り返してしまうけど、もう一度ドラマが見たいなー。^^;
by ohtanmak
| 2008-05-08 22:22
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