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医者という仕事  朝日新聞社  南木佳士

f0071477_22464561.jpg信州の病院に内科医として勤務しながら執筆活動を続けている筆者が、「生・老・病・死」と真摯に向き合い、人間の生と死の意味を語ったエッセイ。
17年間で300人以上の人を看取り、医師としての職業になじめない著者は、ストレスから心を病んでしまい「抱え込んでしまった悩みを小説に表現してどうにか心身のバランスを保った」という。
「心を病んで初めて病んだ人の気持ちがわかった」といい、「優しい心とは他人の痛みが分かる心であり、
感受性が豊かな心である。またそういう心は例外なくストレスに弱い。」としている。
医師に向く人の三条件とは「丈夫な体・優しい心・まずまずの頭」だそうだ。
40ものエッセイの中に、心に残る一文がいくつもあり、色々と考えさせられる内容だった。

88年「ダイヤモンドダスト」で芥川賞受賞。「阿弥陀堂だより」は映画化された。
by ohtanmak | 2007-03-05 22:46 | 読書記録
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